つみたてNISAはNISAより若者向け!

こんにちは!
金融系ブロガーのハマネコです!
今回は、つみたてNISAについてです!
NISAとの違いをメインにした記事にしようと思うので、先に前回のNISAに関する記事を見ていただくと幸いです。
一般のNISAよりも「細く長く」というスタイルのつみたてNISA、いったいどんな特徴があるのでしょうか?
1.金額と期間は「細く長く」
NISAは「期間5年、金額年120万」でしたね。
それに対してつみたてNISAは「期間20年、金額年40万」となります!
小見出しにもありますが、一般NISAと比べても「細く長く」が特徴になっています。
なお、20年とありますがこれは「投資した金額の収益が非課税になる期間」のことです。
例えば、2018年に40万円分投資したら2037年までに発生した収益は非課税になります。
それ以降は、NISAと同じく課税口座に移されますので気を付けてください。
また、つみたてNISAの「投資可能な期間」は2020年1月現在の制度では2037年までになっています。
なので、2020年から始めた場合投資できるのは18年間ということになりますね!
一般NISAでもそうですが、つみたてNISAの場合特に「収益が非課税になる期間」と「投資可能な期間」は混同しやすいので注意しましょう。
※なお、つみたてNISAは2037年以降も延長される可能性が高まっています。常に最新の情報をチェックしておきましょう!
2.投資方法は投資信託の積立のみ!
つみたてNISAでは、投資できるのは投資信託のみとなります。
一般NISAのように株式を購入することはできません。
そして、投資方法は積立投資(=累積投資契約)のみとなっております。
すなわち、「毎月Aファンドを1万円ずつ買う」みたいな投資方法です。
なので、いわゆる積立式定期なんかの預け先が投資信託になったものだとイメージいただければと思います。
投資信託のような値動きのある商品は、積立のように一定金額ずつの買付を行うことによって「ドルコスト平均法」という効果が働き、リスクを抑えることができます(「ドルコスト平均法」について今回は割愛しますが、興味のある方はぜひ調べてみてください!)。
なので、元手は少ないがリスクを抑えて長期的に投資をしたいという方にはつみたてNISAはすごくお勧めです!
そういった点から、つみたてNISAは投資期間を長く取れる若者向けといえるでしょう。
※なお、一般NISAでもつみたて投資をすることはできます。ただし、次で述べるようにファンドの手数料はつみたてNISAの方が安いので、「積立投資だけをしたい」という方は無理に一般NISAを選ぶ必要はないかと思います。
3.ファンドの手数料が安い
つみたてNISAの3つ目の特徴として、ファンドの手数料が安いことが挙げられます。
つみたてNISAの場合、「つみたてNISA専用ファンド」というファンドから投資先を選ぶことになります。
この「つみたてNISA専用ファンド」というのは、日本に約6000本あるといわれている投資信託の中から金融庁が定める条件をクリアした約140本のファンドのことです。
特徴はいくつかあるのですが、なんといっても「ノーロードタイプのみ」というのは特筆すべき点でしょう!
投資信託には大きく以下の3種類の手数料が掛かります。
購入時手数料:買う時に掛かる
信託報酬:保有中に価格
信託財産留保額:売る時に掛かる
この中でも一般的に一番大きなウェイトを占めるのが購入時手数料であり、ファンドによって1~3%程度の手数料が掛かってきます。
ノーロードタイプのというのは、この購入時手数料が掛からないファンドのことです。
金融庁の定める「つみたてNISA専用ファンド」はノーロードタイプしかないので、投資家の負担はかなり少なくなります。
また信託報酬も低めのものが選定されており、年0.2~0.3%程度のものもあります。
また、信託財産留保額は「つみたてNISA専用ファンド」に限らず0%のものが主流です。
すなわち、つみたてNISAで投資信託を購入する際の金銭的な投資家負担はほとんど無いといっても過言ではないでしょう。
以上、つみたてNISAの特徴について書いていきました!
NISAとつみたてNISA、どちらかしか選べないのは歯がゆいですが、だからこそ自分の投資スタイルに向いているほうを選択する必要がありますね!
では!