2020年2月第4週の振り返り

こんにちは!
金融系ブロガーのハマネコです!
今週は、歴史的な暴落になりましたね。
本当は振り返りたくもない1週間でしたが、向き合うことにします笑
では、今週も振り返っていきましょう!
今週のマーケットの動き

毎週のように言っていますが、新型コロナウイルスに相場が影響を受けました。
しかし、今回はいつもと様相が違います。
先週の東京市場が引けた21日の夕刻、イタリアで新型コロナウイルス感染者が見つかったとの報道がありました。
これまで新型コロナ関連は「アジアの地域的な問題」と見られており、欧米諸国からすれば対岸の火事扱いでした。
しかしイタリアで、そこから他のヨーロッパ諸国やアメリカでも次々に感染者が確認され、欧米諸国も遂に当事者となったのです
24日(月)は東京市場は天皇誕生日のため休場でしたが、日中の他のアジア株、そして夜の米国株はそろって大幅下落。
日経先物が1,000円以上の下落を見せるなど、本格的な下落側面を想起させる展開でした。
その後25日(火)は予想通りの大幅下落で始まり、この1週間は世界的にも株価は下がり続けました。
日経平均は23,000円どころか22,000円をあっさりと割り込み、もはや21,000円をも下回る勢いです(今週終値:21,142円)
またアメリカでもNYダウが一日で1,000ドル近く下げる日が相次ぎ、週間では35,000ドルも下げる展開になりました。
流出したマネーが「安全資産」と呼ばれるアメリカ国債に向かった結果、10年物米国債は1.1%台と歴史的な水準に。
日本円に関しても「有事の円買い」が復活したかの如く円高が進行し、108円台で取引を終了しています。
なおこれらの暴落については直接の原因は新型コロナウイルスですが、「今まで高値圏にあった株価の調整局面であり、新型コロナが利確売りの口実になった」との見方もあります
はたしてどうなのでしょうか?
コロナ終息後の市場動向が、カギを握りそうですね。
今週の投資成績

今週は大慌ての1週間でした笑
24日火曜日に日経平均が大幅安になるのを確認すると、金曜日に仕込んでおいた楽天ダブルベア(1459)を売却して利確
短期反発狙いの楽天225ダブルブル(1458)に持ち替えました……
が、これが大失敗!
翌日も下落が止まらなかったため本格的な下げ相場と判断し、買った翌日には損切りしました(この判断は大正解でした)。
また、SPDRS&P500ETF(1557)も押し目買いを入れていたのですが、下げが止まらなかったため中止
底が見えるまではとりあえず購入は控えます。
下げ相場は当面収まらないと判断し、木曜日と金曜日に再度楽天ダブルベア(1459)を仕込んで終了しました。
SPDRS&P500ETF(1557) に関しては数年は売るつもりはないのでこのままホールド。
楽天ダブルベア(1459) も今までのような短期売買ではなく、日経平均の底が見えるまでは持ち続けようかなと思います。
以下、今週の損益状況です。
確定損益:-870
含み損益:-24,098
2020年累計:-49,461
2020年累計プラ転まであと3,000円に迫っていたのですが、見事に逆ジェット噴射になってしまいました。
まぁ、この相場じゃあ仕方がないですね……
来週の動き

来週の主な予定を確認します。
2(月)→イギリスとEUがブレグジット後の交渉開始(欧)、米ISM製造業景況指数(米)
3(火)→スーパーチューズデー(米)
4(水)→特になし
5(木)→特になし
6(金)→雇用統計(米)
7(土)→1~2月貿易統計(中)
新型コロナの動向が引き続き気になりますが、来週はスーパーチューズデーもあります。
いわゆる「サンダースリスク」が叫ばれていますが、サンダース氏が有力になった場合
①急進左派的なサンダースでは、トランプには勝てない
→トランプ再選の見通しが立ち、株価堅調
②急進左派的なサンダースが躍進し、トランプに打ち勝つ
→サンダース政権誕生のため、株価後退
の二つの見方があります。
果たして、マーケットはどちらに転ぶのでしょうか?
また緒戦で優勢だったブティジェッジ氏、サウスカロライナ州で盛り返したバイデン氏、本格参戦するブルームバーグ氏ら他の候補にも注目です。
なお民主党の予備選については別途記事を挙げてますので、よかったら参照してみてください!
また、株安ちなんだ円高も進行しています。
ハマネコ的には将来的は円安だと踏んでいるので、ここらで米国株ETFなんかに挑戦してみるのもいいかなと思っています笑
では!