菅官房長官も参戦!「ポスト安倍」を巡る最新情報まとめ!

こんにちは!
20代投資家ブロガーのハマネコ(@hmnkbsnss_blog)です!
このブログを書いている本日は8月30日の月曜日
先週の金曜日に安倍首相が辞任の意向を表明して以来、初の平日になります。
いよいよ今日から「ポスト安倍」に向けた動きが本格化してくるでしょうし、マーケットも本格的に織り込んだ動きを見せてくるでしょうね。
とはいえ、この土日にも動きがあったことも事実です。
今回の記事ではこの土日の動きをまとめ、今後の展望について考察していきます!
今後のスケジュール
2020年9月1日 自民党総務会で総裁選の方式・日程を決定
2020年9月14日 自民党総裁選
2020年9月17日 総理大臣指名選挙
2020年10月~12月頃 解散総選挙?
2021年9月 自民党総裁の任期満了
2021年10月 衆議院議員任期満了
今回のスケジュールで重要なのは、総理としての任期・衆議院議員としての任期がともに残り1年ほどしか残っていないという点です。
そのため、新総理は自民党のルールに基づけば1年しか任期がないことになります。
またこれは安倍首相の辞意表明前から言われていたことですが、年内に解散総選挙を実施する可能性が非常に高いと言えます。
新型コロナウイルスの対応を巡って自民党の支持率が下落気味であることを鑑みると、新総理に国民的人気の高い人物を任命し、選挙での大勝を狙うのが理想の筋書きでしょう。
菅官房長官が出馬表明
昨日30日に、菅官房長官が出馬を表明しました。
菅氏は実績・知名度・人気ともに十分ですが、71歳という高齢から出馬はしないのではないかと個人的には思っていました。
完全に、節穴でしたね(笑)
菅官房長官自身は無派閥ですが、党内有力派閥の二階派が支持する見通しとのことです。
そうなれば、一気に次期総理の最有力候補となるでしょう。
ただ年齢が年齢だけに、「菅総理」が誕生しても総裁としての任期切れとなる1年間のみ、つまり「つなぎの総理」になるのではないかという見方が強いです。
「令和おじさん」で国民的人気が高い菅氏を担いで衆議院選挙に臨み、来年9月までに「本命総理」の足場を固める作戦なのでしょか?
なお、同じく高齢候補の麻生副総理は出馬しないことを明言しました。
石破氏が出馬断念!?
菅氏の出馬を受けて、トーンダウンしてきたのが石破氏です。
その理由は、総裁選の方式に拠ります。
自民党総裁選は、総裁の任期満了の時は党員・党友全体での投票になります。
しかし今回のような任期途中での総裁選の場合、政治的空白を防ぐために国会議員間のみの投票となる両院議員総会方式を採ることが認められています。
もし両院議員総会方式になると、国会議員間での人気が低い石破氏はかなりの苦戦を強いられることになります。
それに加え「真打ち」菅氏の出馬とくれば、わずか19人の石破派では太刀打ちできないと思います。
31日朝の時点では、石破氏は「対応を協議する」と述べるにとどまっています。
河野氏の出馬はあるのか?
有力候補の中で、出馬が明確でないのが河野防衛大臣です。
河野氏は麻生派に所属していますが、麻生氏自身が出馬しないとなると、麻生派No.2である河野氏を擁立するとみるのが自然でしょう。
一方で、同じく有力候補の岸田政調会長が麻生派に支援を要請していることが分かりました。
もし麻生派が岸田氏を支持するのであれば、自身の派閥から候補者を擁立することは無いはずです。
となれば、今回の河野氏の出馬は無くなるのではないかと思います。
国民的人気があり、安倍政権の強みであった外交に通ずる河野氏は総理としての手腕も期待されていました。
ただ年齢も若いので、前回総裁選の時の岸田氏のように、「次」を狙うために有力候補の支持に回って「禅譲」を狙うというのもありかもしれません。
総裁選については、続報が入り次第記事にしていこうと思います。
では!