ポンドの下落が止まらない!?背景にブレグジットが混迷化

こんにちは!

20代投資家ブロガーのハマネコ(@hmnkbsnss_blog)です!

9月に入ってから、英ポンドの下落が止まりません。

9月初めに141円台だったポンドは、2週間ほぼ下落が止まらず16日現在では135円台で推移しています。

また米ドルベースでも同時期で1.34台から1.28台に下落。

この間米ドル円はほぼ動いていないことを考えると、要因がポンド側にあることは間違いありません。

その背景にはコロナへのダメージが他の欧州諸国に比べて大きいことや、英中銀が追加緩和の可能性をし際していることもありますが、最大の要因はブレグジットが混迷を極めていることでしょう。

今回の記事では、9月に入ってから混迷を極めるブレグジット関連の動きについてまとめてみました!

強硬姿勢を崩さないジョンソン政権

イギリスは今年の1月末にEUを離脱しましたが、12月末までは「移行期間」として引き続きEU加盟国との優遇関税などを受けることができます。

この移行期間中にEU=イギリス両陣営は自由貿易協定(FTA)を締結し、経済的混乱を防ぐ必要があると言われています。

しかし、このFTA決裂のリスクが9月に入ってから高まってきました。

今月7日にジョンソン政権は、EUとの離脱協定案の中で北アイルランドの国境問題に関する合意を事実上無効化する国内法案を可決しようとしていることが報道されました。

英領北アイルランドとアイルランドの間には物理的な国境を設けないことが離脱協定に盛り込まれていますが、「国際協定を国内法で覆す」という常識的にはあり得ないことが起きようとしています。

さらにジョンソン首相は「10月15日までに膠着が続けば、FTA合意を断念する」と表明しました。

元々「ハード=ブレグジット」寄りと言われるジョンソン政権ですが、FTAをフックにEU側に離脱協定内容の譲歩を迫るのが目的と言われています。

とはいえEUも「いいとこ取り」は許さない姿勢を崩しておらず、FTAが無ければEU=イギリス両産業界へのダメージが大きいのは言うまでもありません。

イギリスはどこに向かうのでしょうか?

日本にはチャンス?

こうして混迷を極めるイギリスですが、実は日本にとってはチャンスでもあります。

イギリスはEUとの関係が弱まるなか欧州以外での新たな国際関係構築に注力していますが、そこで目を付けているのが日本です。

日本は(衰えたとはいえ)国際的な一定の影響力がある西側であり、日英関係も大きな波風は立っていません。

そして何より欧州諸国にまで影響が拡大している中国に対し、地理的な近さからも対中牽制の役割が期待されています。

ここ最近の報道でも、

  • 軍事情報共有の枠組み「ファイブ=アイズ」への誘致
  • 日英EPAの大筋合意
  • TPPへの加盟意欲の表明

と、日本を含めたアジア=太平洋地域への進出に意欲を示しています。

日本としては思わぬ「漁夫の利」を得そうな格好ですが、対中牽制の意味でもこの機会を逃さない外交政策を期待したいですね!

では!

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