【銘柄紹介シリーズ】「国策銘柄」も経営実態とズレが?ITbookホールディングス(1447)!

こんにちは!
20代投資家ブロガーのハマネコ(@hmnkbsnss_blog)です!
昨日はNYDAWが900ドル以上の下落となるなど、米主要3指数は3%を優に超える大幅下落となりましたね。
私の米株含み益も、吹き飛んでしまいました泣
欧州のロックダウン、主要企業決算、そしてアメリカ大統領選挙と不確定要素が続く日々ですが、何とか乗り切りたいと思います。
私の投資成績やポートフォリオの動きについては、また週末の投資成績報告記事にてまとめますね!
ところでみなさん、『日経マネー』という雑誌はご存じでしょうか?
日経BPマーケティング社が発行する投資系月刊誌で、ダイヤモンド社が発行する『ダイヤモンドZai』と並ぶ2大投資月刊誌とも言えるでしょう。
そんな日経マネーの今月号に、私ハマネコが注目している銘柄「ITbookホールディングス(1447)」と「FRONTEO(2158)」が取り上げられていました!
そこで今回の記事では私自身のアウトプットもかねて、このうちITbookホールディングスについて特集内容をもとにその魅力を紹介していきたいと思います!
※投資はあくまで、自己責任でお願いします。
ITbookホールディングス(1447)とは?

画像出典:ITbookホールディングス公式HPより(URL:https://www.itbook-hd.co.jp/)
ITbookホールディングスは、コロナ後、そして菅政権による「デジタル庁構想」後に注目を集めているマイナンバー銘柄の一つです!
証券コードは1447ですね。
上場市場は、東証マザーズです。
もともとはICT(情報通信技術)コンサルティングを手掛けるITbookと住宅地盤調査などを行うサムシングホールディングスが2018年に経営統合してできた、新しい会社です。
そのため、マザーズ上場も2018年10月と割と最近になります。
現在の主な事業内容は
①官公庁・自治体向けのICTコンサルティング(旧ITbook系事業)
②技術者の人材派遣事業(同上)
③住宅の地盤調査(旧サムシングホールディングス系事業)
の3つですが、いわずもがな①の事業がコロナ禍で注目を集めています。
投資の格言に「国策に売り無し」という言葉がありますが、菅政権で行政のデジタル化を掲げていることからまさに国策銘柄と言えますね。
とはいえ、注意点はもちろんあります!
2021年3月期第1四半期決算(2020年4月~6月)によるとグループ全体の売り上げが約4,600百万円なのに対し、①の事業は約58百万円。
売り上げに占める割合はわずか1.2%となっており、会社のイメージと経営実態には乖離があると言えます(この点に関しては、日経マネー12月号でも指摘されています)
この決算は緊急事態宣言下を含む期間であったこと、菅政権誕生前であったこと、今後はファンダメンタルズ要素もあり行政のIT化に力を入れていくであろうことを考えれば十分期待はできますが、現状は小型IT銘柄にありがちな「期待先行の株価」であることは否めないですね。
とはいえ大化け要素はあり、また最低投資金額も低いので、保有する価値は十分あると思います!
現在の株価や指標は?投資すべき?

気になるITbookホールディングスの株価ですが、2020年10月19日現在の終値は707円です。
チャート上では8月末ごろから株価が急騰し、一時は1,000円台を記録
もちろんこれは安倍前首相退任と菅政権の誕生、そして「デジタル庁構想」が発表されたことによる気合感からと見て間違いないでしょう!
その後は800円台を推移していたのですが、東証マザーズの大幅下落も相まって700円前半の値動きとなっています。
またPERは300倍を超えており、こうした期待先行銘柄は上がりやすいとはいえさすがに高すぎのような気がします。
ただ「コロナ後はテクニカルや株価指標は機能していない」という意見も多くなっているので、これだけで割高と断言できるかどうかは微妙なところですね。
ただ注目を集めていることもあり、短期的には個人投資家の売買も入りボラの大きい値動きになるかもしれませんが、長期的には菅政権が続く限りは上昇していくのかなあと(期待も込めて)思います!
なので、短期的に大きくなるかもしれない含み損に耐えれるかどうかがホルダーとしてのコツですね!
もう一つの個人的注目銘柄FRONTEO(2158)についても、別記事で取り上げますね!
では!
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