スポンサーリンク

【格差社会の原因?】岸田新政権が脱却を掲げた新自由主義とは?

こんにちは!

ハマネコ(@hmnkeconomics)です!

10月4日の首相指名選挙を経て、いよいよ岸田内閣がスタートしますね。

岸田氏は総裁選挙中にもいくつか自身の政策をアピールしていましたが、そのなかでも頻繁に

「新自由主義を転換し、所得を再分配します」

との発言がありました。

もし実現すれば、20年にわたり続けてきた日本の経済政策が大転換することになりますね。

そこで今回の記事では、これまで日本をはじめとする先進国で行われてきた「新自由主義」について簡単に解説していきたいと思います!

スポンサーリンク

古典的自由主義

「新」自由主義というからには、単なる「自由主義」が過去に存在したということになりますね(笑)

経済学の世界では新自由主義との区別として「古典的自由主義」と言ったりします。

まず簡単に、この古典的自由主義について触れておきます。

時代は18世紀のヨーロッパまで遡ります。

当時のヨーロッパ各国は絶対王政の時代であり、いわゆる「国家(=王様)がすべてを決める」という時代です。

それに対してアダム=スミスらの経済学者が、「国家ではなく市場(=民間)の自由な経済活動に任せた方が発展するのでは?」と提唱しました。

これが自由主義です。

少し難しい言葉でいえば、

国家の役割は治安維持や軍事・外交など最小限にとどめ、経済活動には介入すべきではない

ということですね。

当時の日本は江戸時代ですが、それに例えると「モノの値段は幕府が決めるのではなく、商人に自由に決めさせた方がいい。幕府は鎖国政策に注力すべし」ということでしょうか。

新自由主義が台頭した1980年代

さて自由主義について簡単に述べましたが、当時は絶対王政が前提でした。

これを民主主義の時代に置き換えたものが、新自由主義になります。

「政府の介入をなるべく少なくし、経済活動は民間の自由にやらせる」という方針は同じです。

より具体的には、

・国営企業の民営化
・規制緩和
・緊縮財政
・減税
・社会保障の縮小

などが挙げられます。

こういった政府の役割を小さくする主張を「小さな政府」といい、逆に政府の役割を大きくする主張を「大きな政府」と言います。

新自由主義は1980年代に台頭しますが、その背景には政府の赤字膨張や官僚主義の非効率性が目立つようになったという社会的背景があります。

特にアメリカではベトナム戦争の費用と貿易による赤字が膨大で、「双子の赤字」なんて呼ばれていました。

こうしてアメリカのレーガン政権、イギリスのサッチャー政権、日本では中曽根政権が、新自由主義を取り入れた政策を推し進めます。

新自由主義は日本を停滞させた?

新自由主義のもとでは、社会保障は縮小されるので政府としては歳出をを抑えることができます。

そして民間は、より自由な経済活動が可能になります。

ですが自由には責任が伴うように、これは「何かあっても政府は助けないよ」ということでもあります。

すなわち経済における弱肉強食の世界であり、富裕層や大企業がますます富を蓄える一方で、貧困層や中小企業はどんどん凋落していきます。

新自由主義は、格差の拡大を招くのです。

国全体が成長しているときはそれでもいいかもしれませんが、1990年代から現代にいたるまで経済低迷期を迎える日本では本来採るべき政策では無かったのです。

日本で新自由主義的な政策を推し進めた代表的な政権は小泉政権ですが、「格差社会」や「非正規雇用」なんて言葉が生まれたのもこの時代ですよね。

その後の民主党政権は、新自由主義云々抜きに経済失政が目立ちました。

そして第二次安倍政権では「アベノミクス」と称した大規模経済政策を進め、確かに日経平均株価や各種経済統計は良化しました。

しかしその恩恵を享受できたのは一部の「勝ち組」だけであり、多くの国民が豊かになったという実感が無いのも事実です。

だから平均所得は横ばいが続いていますが、なぜかタワマンが完売し続けるというおかしな現象が生じるのです(笑)

岸田新総裁は、総裁選中からこの新自由主義からの転換を掲げました。

はたして本当に、この泥沼から脱却できるのでしょうか。

私たちの生活は、豊かになるのでしょうか?

正直政治には何度も裏切られてきましたが、それでも一市民の身としては託すしかありません。

岸田新政権の経済政策を、引き続き注視していきましょう。

では!

【ブログランキング&SNS】

ブログランキング参加してます! 

よかったら、ポチっと押して行ってください!


にほんブログ村 株ブログ サラリーマン投資家へ

Twitterでは日々の投資や経済に関連する話題のほか、ハマネコ個人のことも呟いています!(笑)

よかったら、フォローお願いします!

Twitter→@hmnkeconomics

Follow me!

タイトルとURLをコピーしました